2017/03/03-05 鹿児島

会社の都合で金曜日は夕方退社だった(注:某プレミアムではない)ので、エクストリーム退社と銘打ってそのまま羽田へ移動して鹿児島へ旅行をしてきた。豚・牛・鶏すべての名産地であり、食がメインだったが何よりも行ってよかったと思わされたのは知覧にある特攻平和会館。

もともと行く予定にはなく、たまたま乗ったタクシーの運転手さんから「ほにゃらら円(※定額、金額はぼかしておく)で知覧に連れて行ってあげるよ?」と言われ、さらには指宿の宿まで送ってくれるというのでその話乗った!と向かうことにした。ちなみに、3人旅でひとりも平和会館の存在を知らなかった。

特攻平和会館がどのようなところか、公式の説明を引用しておく。

第二次世界大戦末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。 引用元

引用文には書いていないが、アーカイブ化された特攻隊員の遺書を読むことができる。展示で直筆の書もあるし、デジタル化された書もある。帰還できない(=死ぬ)ことがわかっている状況でしたためられているので、「死」を強く感じる。これは広島の原爆資料館とはまた違っていて、平和会館の遺書には向かってくる死への生々しさがあり、多くの隊員がいまの自分より年下であることも胸が詰まる。修学旅行の高校生が居合わせていたが、やはり感想文を書くためになんとなくであったり、ポーズのような怖いを言いながらまわっていたりだった。10年後に再訪して欲しいなと思う。

運転手さんは戦後すぐのうまれで、彼の縁ある人も平和会館に祀られているそう。それもあって興味のある人には相場より安めのタクシー代で連れて行ってくれたのだ。予期せぬ出来事や出会いは旅の面白さでもあり、鹿児島旅行を色付け、導いてくれたことに感謝しかない。